免責事項:この記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
この記事でわかること
- SBI証券と楽天証券、実際に両方使ってわかったリアルな違い
- UIの使いやすさ・商品ラインナップ・米国ETFの比較
- なぜたごさくはSBI証券をメインにしたのか
- 単元未満株(S株・かぶミニ)の違い
- 株価チェックにmoomooを使う理由
はじめに
「投資を始めるなら、SBI証券と楽天証券どちらがいいですか?」
これは投資初心者が最もよく検索する質問の一つです。
私は両方を実際に使っています。もともと楽天経済圏ユーザーとして楽天証券からスタートし、その後SBI証券をメインに移行した経緯があります。
両方使ってきたからこそわかる、リアルな比較をお伝えします。
私の経緯:楽天からSBIへ移った理由
もともと楽天市場・楽天カードをメインに使う「楽天経済圏」ユーザーだったため、証券口座も自然と楽天証券を選びました。
しかし、楽天ポイントの改悪が続いたことをきっかけに、SBI証券へ軸足を移しました。
ただし楽天証券を完全に解約したわけではありません。
旧NISA(積立NISA)の資産と、iDeCo(個人型確定拠出年金)は楽天証券のまま残しています。旧NISAは非課税期間中はそのまま保有が基本ですし、iDeCoは途中で金融機関を変更する手続きが煩雑なため、そのまま継続している状況です。
実際に使ってみた比較
まず基本スペックを整理します。
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| UIの見やすさ | 〇 改善されたが若干楽天が上 | ◎ 直感的で使いやすい |
| スマホアプリ | △ 使いにくい | △ 使いにくい |
| 投資信託ラインナップ | ◎ SBIオリジナル高配当系が充実 | 〇 楽天オリジナルあり |
| 米国株取扱数 | ◎ 5,400超 | 〇 5,000超 |
| 米国ETF取扱数 | 〇 約404本 | ◎ 約412本 |
| 日本株取引コスト | 無料 | 無料 |
| 米国株・ETF取引コスト | 約定代金の0.495%(両社ほぼ同水準) | |
| 単元未満株(銘柄数) | ◎ S株(銘柄数多い) | 〇 かぶミニ |
| 単元未満株(約定) | △ 時間帯ごとのバッチ処理 | ◎ リアルタイム約定 |
| 銀行連携 | SBIハイブリッド預金 | マネーブリッジ(楽天銀行) |
| IPO取扱数 | ◎ 業界最多水準 | 〇主要IPOは対応 |
UI・使いやすさ
正直に言います。
UIの使いやすさは楽天証券の方が上です。ただし大きな差ではありません。
以前はSBI証券の画面が複雑で使いにくいという印象が強かったですが、2023年以降のリニューアルで大きく改善されました。現在は「若干楽天の方が使いやすいかな」程度の差になっています。
投資信託・商品ラインナップ
高配当投資信託のラインナップはSBI証券の方が充実しています。
特にSBIアセットマネジメントが運用するオリジナル高配当ファンドが充実しており、地域・資産クラスを分散した高配当投資ができます。
SBIオリジナル高配当系ファンド(楽天にない商品)
| ファンド名 | 特徴 |
|---|---|
| SBI日本高配当株式ファンド(年4回決算型) | 日本株高配当・残高急増中 |
| SBI欧州高配当株式ファンド(年4回決算型) | 欧州株への高配当分散 |
| SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型) | 全世界株への高配当分散 |
| SBIネクスト・フロンティア高配当株式ファンド(年4回決算型) | 新興国高配当 |
| SBI・iシェアーズ・米国ハイイールド債券インデックス・ファンド(年4回決算型) | 米国ハイイールド債 |
特にSBI日本高配当株式ファンドは残高が急増しており、日本の高配当投資家から注目を集めているSBIならではの商品です。
楽天証券も楽天VTIや楽天SCHDなど優秀な商品はありますが、高配当系のラインナップの幅ではSBIに軍配が上がります。
米国株・ETFの取引
米国株の取扱銘柄数はSBIが5,400超でやや優位、米国ETFの取扱数は楽天が約412本でわずかに上回っています。
ただし実際の高配当ETF投資で使う銘柄(JEPI・JEPQ・XYLD・QYLDなど)はどちらでも購入できます。コストも両社ほぼ同水準です。
私がJEPI・JEPQなどを購入しているのはSBI証券の外国株口座です。
単元未満株(S株・かぶミニ)
日本の個別株を1株から買える単元未満株サービスにも違いがあります。
| SBI証券(S株) | 楽天証券(かぶミニ) | |
|---|---|---|
| 取扱銘柄数 | ◎ 多い | 〇 |
| 約定タイミング | △ 時間帯ごとのバッチ処理 | ◎ リアルタイム約定 |
SBIは取扱銘柄数が多い一方、約定は注文時間帯に応じたバッチ処理(前場始値・後場始値・後場終値・翌日前場始値のいずれか)になります。楽天のかぶミニはリアルタイムで約定するため、買いやすさ・使い勝手は楽天が上です。
スマホアプリの正直な評価
正直に言います。
両社ともスマホアプリは褒められた出来ではありません。
・SBI証券アプリ → 使いにくい
・楽天証券アプリ → 使いにくい
どちらも機能は揃っているのですが、使い勝手という点では残念ながら及第点以下というのが正直な感想です。
株価チェックはmoomooアプリを活用
スマホで市場をチェックするなら、個人的に一番見やすいのはmoomooのアプリです。チャートの見やすさ、銘柄情報の充実度、リアルタイムの確認のしやすさ、どれもSBI・楽天のアプリより上だと感じています。日本市場が終わった後や翌朝の主要指数チェックはmoomooを使っています。
実際の売買はSBI証券・楽天証券で行い、moomooは市場チェック専用として割り切っています。
moomooについては別途詳しく記事にする予定です。
iDeCoについて
iDeCoの詳しい解説は別記事に譲りますが、一点だけ。
NISAの枠を先に埋めることをおすすめします。 iDeCoとNISAのどちらを優先すべきかについては、別途記事で詳しく解説する予定です。
今から始めるならどちらがおすすめか
私が今から始めるとしたら、やはりSBI証券を選びます。
理由はシンプルで、高配当投資を本格的にやろうとしたときの選択肢の広さが違います。SBIオリジナルの高配当ファンドは楽天では買えませんし、米国株の取扱銘柄数も業界最多水準です。IPOも積極的に参加したいならSBI一択です。
UIは楽天の方が使いやすいですが、慣れれば問題ないレベルです。商品力を優先した方が長期的には後悔しないと思っています。
一方で、以下のような方には楽天証券が合う場合もあります。
- 投資初心者でシンプルな操作性を重視する方(※WEB版は使いやすい)
- 楽天ポイントを積極的に活用したい方
- 単元未満株をリアルタイムで取引したい方
- すでに楽天経済圏で生活している方
まとめ
- もともと楽天経済圏ユーザーだったが、ポイント改悪でSBIへ移行
- 旧NISA・iDeCoは楽天証券のまま継続
- UIは若干楽天が上・ただし大きな差ではない
- 米国ETF取扱数は楽天がわずかに上・米国株取扱数はSBIが上
- 日本株取引は両社無料・米国株・ETFコストは両社ほぼ同水準
- SBIオリジナル高配当ファンドが充実(日本・欧州・全世界・新興国・ハイイールド債)
- 単元未満株は銘柄数はSBI・使いやすさは楽天
- スマホアプリは両社とも使いにくい→株価チェックはmoomooが最も見やすい
- 今から始めるならSBI証券をおすすめ
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